参考文献(貴重)

今まで、全く知らなかったのだが、ひょんな事からパワー社という出版社を知った
パワー社は、日本で唯一の機械設計の本を売っている会社だ。
機械工学の本は、ごまんとあるが、実際にどうやって設計するのか。
たとえば、ボール盤の主軸にどういうベアリングを使って、主軸の太さは
何ミリで、材質はこれこれ、こういう物質、寸法公差はこの程度。
という具合に具体的に設計するには、力学だけが分かっても意味がない。
パワー社の本は、実際に設計する事を通して、どうやって設計するのかを
勉強できる仕組みになっている。この手の本に関しては、おそらく日本で唯一だろう。

http://www.powersha.co.jp/

ここで、今は絶版ではあるが、旋盤の設計法を書いた、旋盤の設計製図という
本を格安で手に入れた。

工作機械というのは、機械設計の基本だ。
お手本といってもいい。
パワー社の本には、旋盤、ボール盤、プレス機、ポンプ、バルブなど
絶対に知りたい(どうやって設計したのか)情報が、きっちりとした
図面と、説明、計算書つきで書いてある。

こういう本を使って勉強しないと、設計力なんかつかないと思うのだが、この本を
持っている、設計屋さんを見た事がない。

大学教授の書いたくだらない本は、すぐさま捨てて、パワー社の本を読もう!