搬入顛末記

現在、初期動作チエックまで完了した所である。
現時点での私の印象は
こまごまとした、欠点はあるものの、
正直、買ってよかった。と思っている。

欠点と長所をもらさず、記載していくので、購入時の指針にしてただきたい。

まずは、搬入から、、
結論から言うと、これ以上重くなると、ホイストなり、リフトなりがないと
搬入が困難だと思う。普通の大人だと、2人から3人がかりでないと、難しい。

梱包サイズは、縦70cm、横50cm、高さ、忘れたけど1m弱くらい。
当然木枠。意外に小さな梱包サイズで大変助かった。佐川のおにーさんが、
親切にも、3階(階段!)まで、一人で運んでくれた。大変感謝。
寿で買ったら、軒下おろしだから、3階まで運ぶのは、大人2人でも、
相当苦労したはずだ。

玄関の外で木枠を解体、底板だけで家の中に搬入。
木枠梱包は、簡単にばらせた。
バールと、金槌で、2,3分。
素人でも、すぐにばらせると思った。
とにかく重い。

このまま、部屋まで運ぶ事は、絶対に不可能と思った。
後で、取説を見ると、重さ68kgとあった。

ベースの付け根で、2分割する事にした。
固定は38のボルト1本(38のサイズのボルトは、でかすぎて、DIYでは手に入らない。)
38のスパナが付属していたが、これが非常に安物だったので

モーターレンチ(トップ製)を、2300円で買ってきてばらした。
(スパナもサイズがでかすぎて、DIYで手に入らなかった)

2分割したものを、机の上で組み立てた。
実際に重さを量る余裕がなかったが、ヘッドの部分の方が重く感じた。
主軸モーターは、問題なく始動。音は予想していたよりもかなり小さい!
ギア駆動とは、とても思えない。
PROXXONの簡易フライス盤と同程度か、ちょっとうるさい程度。
PROXXONのフライス盤のモーターは、静かな事で有名だから、
これと、同程度というと、かなり優秀と言える。
(音については、後ほど、詳しくレポートする。)

平行度チエックのため、真鍮ブロック表面を10mmのエンドミルでけずった。
あっけなく削れた。
誤差±0,01に収まっていた。
送りスピードと回転速度を調整すれば、もっと追い込めると思った。

コンパスの購入先

ケガキ用工具をオークションで探していたが、
良いものが、見つからない。
高いという先入観があったので、新品を探そうとは
思わなかったのだが、ぐぐって見ると、
新品も、かなりお安く手に入るという事がわかった

http://6908.teacup.com/sanwaseiki/shop

金額が400円とか、そのくらいなので、うちパス
外パス、かたパス、コンパスと全部そろえても、
たいした金額にはならない。

専門店があったとは、全くしらなかった。
今の時代、都内に高い電車代と時間をかけて買って
くるよりも、通販で取り寄せた方が安くて、早い。

突っ切り加工その2

ネットをめぐっていたら、突っ切り加工をする時は
刃先を扇形にするとよいという記述があったので

http://www002.upp.so-net.ne.jp/machkouba/tukiri.htm

早速ためしてみた。

永尾のバイトの中間を、ほんの少し(ここがポイント)
だけ、グラインダーでけずった。
永尾のバイトは、剛性が高い旋盤なら、こんな変な追加工無しで
使える刃だと思うのだが、いかんせん、150Wの超小型旋盤では
主軸の剛性が不足するので、このような処理をした。

回転中心から、はずれた所をけずっても、ビビリ音もほとんどしなくなった。
回転速度を、実用レベルまで上げても問題なくけずれた。

ついにフライス盤購入

あまりにうれしさに、つい書き込み。
ヤフオクで、中国製SEAG X2を購入。
金額がなんとフルセット エンドミル付きで7万!
自動送り機構つき!
スリースカンパニーが5万でオークションに出しているが、
こっちは、オプションパーツがほとんど無い。
おそらく主軸の精度は0.01mmくらいだろうけど、この条件は、
同型機種だと、一律に同じだから、どれを買っても大差ない。

寿で音を聞いた時はちょっとうるさいかなという感じだったけど
金額にまけた。
この手で一番できがいいのは、FM−10V(東洋アソシエイツ ベルト駆動)だが、
これは、金額がなかなか下がらない。カミソリがアルミなので、作り直す
必要あり(川島機械のものも、カミソリはアルミ)
使ってみて、うるさいようだと、やはり、ベルト駆動に改造か!
SEAGのマシンは、パーツの加工精度自体は問題ないから
カミソリの調整だけで使えるマシンにできるはず。
寿でも、モーターは変えてないといっていたから、モーターも日本に出回ってるのと
同じものを使っているはず!もう、送りの調整はC1で何度も
トライしているので、別に怖くもなくなった。
何がおきても大丈夫。

四刃チャック交換その2

どうも、付属した工具のスパナがかなり、やすっぽく力が入らない。
微妙な場所なので、バカになったら大変なので、高そうな?スパナを買ってきた。

いろいろなメーカーはあるようだけど、ムラウチホビーにあるのはKTCだけだったので
KTCをえらばざろう得なかった

安物の付属品とKTCのツーショット

スパナは力が入るところには、使わないのが鉄則で
こういう所は、メガネレンチを使うらしいけど、
残念ながら、メガネレンチが入らない。


C2では、このへんが、改良されており、ボルトの部分が、カラーで、
飛び出している。

こりゃー設計ミスか?
と一瞬思ったが、この部分をカラーで延長すると、それだけ、回転時のチャックの慣性モーメントは
大きくなり軸ブレをおこしやすくなる。
こういう風に考えると、できるだけ、チャックは主軸に近い方が良いという考え方もある。

スパナ1本では力がかからないので、2カ所にスパナをかけて、まわした。
(写真を撮る関係上、片側の手は離している)

やはり、KTCのスパナは、さすがで、3箇所とも、問題なくはずれた。

ところで、四刃チャックのセンターだしって、どうするのだろうか
刃が独立して動いてしまうので、どうにもならない。
仕方なく、写真の方法でやった。絶対に違うよな、、、というのは
うすうす感じていたんだが、他に、方法がみつからなかった。
幸か不幸か、0.01mm以下におさまっているように見えた。
ほんとか?