プリント基板作成に挑戦


最近、秋葉原も、萌えとか、ネットアイドルサイン会とか訳のわからない町になってきました。こんな状況なので、ショップの数も激減しており、千石と秋月が最大手という寂しい状況です。かくいう秋月も、スペアナアダプターキットが廃盤になったり、カウンターキット、テレビチュナーキットなど、秋月らしいキットがどんどん生産中止に追い込まれています(部品が手にはいらない。開発者がいなくなった。マイコン特化の道をあゆんでいるなどが理由のようです)こういう状況なんで、高周波用の電子部品なんてものは、全く手に入らないのでは?とお思いかもしれませんが、しぶとくがんばっている所もあります、、、写真はラジオデパートで買った高周波部品です。セミリジッドのSMAケーブル(1000円)、NからSMAへの変換アダプタ(800円)、BNCからSMAへの変換アダプタ(900円くらい)、方向性結合器300メガくらいから使用可能(2000円)など。トロイダルコアとか、インダクタなどの製品も買えるのがラジオデパートのいいところです。でも、日曜日が休みで、土曜日は5時くらいでどこも店を閉めてしまうのが難点です。ほとんどの店主が高齢者っていうところが、なんとも、やるせませんが、それなりに詳しい人が多いので、千石のなにもしらん、にーちゃんのような、つっけんどんな対応は少ないです。

プリント基板を自作するときに、ちよっとやっかいなのが、原盤の作成。CADで書くのも大変だけど、実は、キャドで書いたのをOHPシートにコピーするのも大変。なんでかというと、昔はOHPシートにコピーするのには、コンビニ使えばよかったんだけど、最近のコンビニのコピー機は、えらく進歩して、OHPの手差しコピーができない(手差し禁止)。それじゃあってんで、バブルジエットを使おうとすると、これが、微妙にインクをはじく、、バブルジエット用って書いてあっても、いざ使うと、ほとんどがはじく。(パターンそのものが微細すぎて、細かいパターンを印刷しようとすると、やっぱりにじむんですよね。)サンハヤトから出ているバブルジエット用のフイルムを買えば、一気に解決するんだけど、これが、数枚で5000円とか、信じられない金額。なんとか、解決する方法はないかという事で、プリントごっこで基板に直接転写してしまえという方法にチャレンジ中。いざ使ってみると、これが結構アバウトな構造なんで、苦労した。写真は左が成功、右が失敗。原因はインクのもりかたにある。プリントごっこでは、押しつけて印刷するというよりも、原盤からしみ出したインクを、転写するってイメージなので、ちよっとでもインクの薄い所があると、失敗する。構造的に強く押しつけられないし、面圧も一定にはならないから、インクをたっぷり付けるというのはかなり重要です。イメージ的には原盤から漏れてきたインクを印刷対象に塗りつける。という感じです。